グラナ・パダーノPDOとフィンフェルリ茸のニョッキ

イタリアでは、滋養のあるもの、しっかりお腹に溜まるものを木曜日に食べる習慣があり、“木曜のニョッキ(Gnocchi Giovedi)”とも言われているニョッキ。じゃがいもを加えたものが主流ですが、
イタリアを代表するキノコ“フィンフェルリ茸”を使った風味の高い一品。フィンフェルリ茸は日本語だと「あんず茸」、フランスでは「ジロール茸」と呼ばれています。
【材料】
リコッタチーズ:500 g
グラナ・パダーノPDO:150 g
小麦粉:250 g
卵:2個
あんず茸(フィンフェルリ茸):400 g
ほうれん草:250 g
ニンニク:1片
塩、コショウ:適宜
【作り方】
1.リコッタチーズをザルで数時間水切りし大きめのボウルにあけ、そこへすりおろしたグラナ・パダーノ、かるくかきまぜた卵、塩こしょうを加える。小麦粉を徐々に加え、最初にフォークで、次に手でこねていきます。
2.粉をまぶした作業台の上に生地を載せて、一度に1枚ずつこねて、直径約2cmのニョッキ生地を作り、一口大に切ってトレイに移します。
3.フライパンに潰したニンニク、エキストラバージンオリーブオイルを入れてにんにくの香りをオイルに移したら、ニンニクを取り出し、ほうれん草を加えた後、スライスしたあんず茸を加えます。
4.2-4分程度、ニョッキを茹でたらザルにあけ、3のフライパンへ加えます。このときにニョッキの茹で汁もお好みで加えて、ソースとニョッキをよくからめましょう。
5.器に盛り、すりおろしたグラナ・パダーノをかけて完成です。